午後6時55分から毎日放送でやっていた【金スペ】
【6歳の男の子が余命半年の宣告・・】
子供関連のドキュメントは辛いけど見てしまう。
今日も早々と用事を済ませ見た。
元気だった息子がある日突然腹痛から余命半年と宣告されると言うもの。
子供を持ってから【親】の立場で見てしまう。
母親はどう思ったんだろう。
毎日の食生活がよくなかったんじゃないか。
妊娠中によくないことがあったんじゃないか・・・
まず、自分を責めるだろうなと思った。
そして、
【どうして、うちの子なんだろう】
と思うんだろう。
数回危篤を繰り返し、その都度電圧での甦生処置。
それだけでも辛い。
小さな身体が浮き上がり、肌が焦げるほどの電圧なんて想像するだけで
震えがくる。
ましてそれが我が子ならどうだろう・・
余命半年と言われていたのが1年以上になり嬉しい反面、
過ぎてゆく毎日毎日はホッとし、明日が怖いんだろう。
結局男の子はたくさんの募金や、ロッテマリーンズ(地元球団のよう)の協力で移植手術の為の渡米資金が貯まり、手術も成功し今は回復に向かい病院で治療中のようだった。
移植の為渡米したからといって、すぐにドナーがみつかるわけでもなく、
ただただ待ち続けるのみ。
母親のその頃の手記が読まれていた。
【ドナーが現れるという事は、どこかで誰かが亡くなるということ。
子供の危篤を経験した私には親や家族の気持ちがわかる。複雑だけど
息子の命を救いたい】
とても正直な気持ちだと思った。
以前ドナー提供者の家族と移植を受けた患者の面会を番組で見た事がある。
アメリカという国は、移植と言う事に関して、本当に優れていると
感じた。
もちろん命を貰った患者は感謝する。提供者の家族は心の底から
ドナーとなった家族の分まで生きて欲しいと願う。
日本では難しい事なのかもしれないけれど、少しでも医療改革の一つとして
進歩して欲しい。
テレビで取り上げるのは本当にわずかだと思う。
一般家庭では移植の為の渡米費用なんて、どうあがいても工面することなんてできない。
<<とと>>と見ていて
【虎太朗がもし、同じように余命を宣告されたらどうするだろう】と
えんぎでもないが考えてしまった。
<<とと>>は
【多分、お前にまかせる】と言った。
私はどうするだろう。
必ず助かるのなら、いくらかかってもいい、どんな事でもすると思う。
でも、苦しみばかり与えるのなら・・
思い切って、その残りの時間を楽しい物にするかもしれない。
時間が少し減ったとしても・・・
まぁ、それはきっと現実味がないから簡単に言える事なのかもしれないけれど・・
実際に起こったら、何がなんでも、どうしても、少しでも望みがあるならと
思うのが親心なのかもしれない。
難病で苦しんでいる子ども達が少しでも減るように、良い医療が受けられるように
ただ、望むしかできない。
横でグースカ寝ている虎太朗を見て
【健康で産まれてきた事に、健康に怪我もなく成長している事に
感謝しなければ】と
今日のような番組を見たら思うけど・・・
翌日には、又小言を言う<<かか>>なのです
反省だな
ホント、前に何かの本に
【健康に産まれてくるのは奇跡に近い】と書いてあった。
健康に産まれてくるのが当然と思っていた私には衝撃的な言葉でした。
家族の健康が一番幸せだと思わなければいけないですね
今日は真面目な内容でした・・