虎太朗（こたろう）一家

朝から入園予定の幼稚園へ遊びに行く事にした。

毎週金曜に行ってるプレとは又違い地域の未入園児が遊べる場所を提供しているというもの。

もちろんヤギにまっしぐら。

この日は特に動物デーで園庭をウサギは走り回ってるニワトリはウロウロしてる・・

さすがにニワトリは怖いらしく、逃げ回ってたけど最後にはすっかりその状況にも慣れておりました

園庭で遊んだ後お遊戯室で簡単なお遊戯と体操。
先生に芋ほりの絵本を読んでもらいました。


最近の虎太朗は少し外で遊んだくらいでは全く疲れる様子もなく
午後もどっか行きたいと家で文句・・

夜出かける用事があるので少しでも昼寝をしてもらいたいと言っても全く聞かず・・・

ブツブツ言いながら家で遊んでいると
外から

プシューン・・ブルルル・・

突然虎太朗がベランダへ出て
虎【ととか？！】
か【違うやろ。】
虎【ちゅうちゃじょ（駐車場）になんか止まってるで】

あ〜そういえば、<<とと>>の同僚の５番のおっちゃんが歯医者へ行くって言ってたなぁ

か【５番のおっちゃんの車やわ。】
虎【家来るんか？！】
か【歯医者やで】
虎【コタロー下降りる】

言うと思いました

まぁ、晩御飯の用意もしなくていいし降りますか？！

虎太朗の自転車に乗り下に降りる。

虎【いてないで】
↑
車を覗き込む

か【だって歯医者やもん。】
虎【そっか・・じゃあ公園行く♪】


じゃあって・・関係ないやん

まぁいいけど・・・

公園へ行くと誰もいない。それでも遊び始める。
すると少し小さい子がやってきて一緒に遊びだした。

更に今度は少し大きいお姉ちゃん。

３人で遊びだした。

しばらくすると５番のおっちゃんが歯医者より帰ってきて
虎太朗は
【こんにちはぁぁ。これコタローの自転車】
それだけ言い残し又遊びに行った

お姉ちゃんはかくれんぼがしたかったようで一生懸命小さい２人にルール説明するけど全く聞いてない。と言うより理解ができません
かくれんぼはかなり高度だろ？！

グダグダになりながらも３人でなんとか遊んでたけど(笑)

みんなが帰り、ようやく虎太朗も帰る気になったようで（寒いし言いくるめた）移動。

そして５番のおっちゃんも帰って行きました。

寒い中お付き合い頂きありがとう

虎太朗とのお約束お忘れなく〜

２３日の夜から<<とと>>は仕事で四国へ行くことになった。

船に乗るからと虎太朗を連れ行くことに。

私は翌日お稽古があるため、虎太朗一人で行く。
虎太朗に聞くと
【お船行く！！】

か【かか、明日用事あるから行かないよ。<<とと>>と２人で大丈夫？】
虎【・・うん、だいじょぶ・・】

夜寝る時に私と離れるのは初めてで家でも夜中目覚めていないと
大泣きするのに大丈夫かな・・と私は不安

まぁ、でも幼稚園に行くことだし本人も行く気でいるので
行かせる事に。

夜中出発なので晩御飯食べて少し寝かせた。

１１時すぎ出発するからと起こす。

虎【かかも一緒に・・・】

やっぱり・・・

か【かか、用事あるから行かれへんねんお船乗ってきてな♪】
虎【いかない・・・】

えぇぇぇ・・

か【お船乗りたいんやろ？】
虎【うん・・・】
か【じゃあ行っておいで】

結局<<とと>>に抱っこされ出発しました。

途中ずっと寝ずに助手席に座ってて船に乗った時には寝ていたらしい。
<<とと>>がトイレに行って戻るとハンベソ顔の虎太朗が・・

その後もトラックが止まれば起きを繰り返し結局<<とと>>は眠れなかったそうな・・

止まるたびに
【コタローおうち帰りたい・・】と言ってたみたいですが・・

【かかは？！市役所行ってるねん。】と自分に言い聞かせるようにつぶやいてもいたそう

結局夜の７時前に帰宅

帰ってくるなり
【かかぁ、抱っこしてぇ】

そしてその後ずっと後から付きまといベッタリ感はいつも以上でした

ちょっとした挑戦、泣かずに帰ってきたので成功かな。

よくできました



そうそう・・残された、かかはというと・・・

なんだか用事は進みそうなのにやる気になれず・・って感じで
結局子離れできない事が発覚しました（えっわかりきったこと？！）

幼稚園始まったら私の方が淋しいかも・・・

いよいよ、幼稚園の検定日。

検定と言うのは名ばかりで落とされるものではないらしい。
子供の様子をチェックしクラス分けの参考にするんだろう。

２時から開始で１時半受付となっていたので１時４５分頃着くように出発

一応検定なので普段着でなくちょっと、小ジャレタ服で行くとプレのママ達も話していたのでスカートにブラウスで行く事にした

自転車に乗れないので歩いて行くと若干虎太朗のテンション低い

どうやら眠い様子・・

それもそう・・
まだ３歳になったばかりなので昼寝をする時間帯。
ましてポカポカ陽気で歩かされたら眠いわな

なんとか騙し騙し歩かせ到着。

既に沢山の人が来ていて受付をしたら６３番。

内科検診を一番に受ける。

普段病院は好きな方なので楽勝♪と思っていたのに
知らない先生だし、無理やり服脱がされるで大泣き

えぇぇぇぇぇ
こんなトコで泣いてたらこの先どうなるん

次の個人面接まではお遊戯室で遊んで待つ。
ここからが又長い

色々遊ぶ物を用意してくれているけど、やはり３歳児の集団。
揉める揉める

虎太朗は人が持っているものは滅多に取らない。
でも、自分が使っている物にはやたら執着し取られたら大騒ぎとなる。

ボールで遊んでいる時ボールだから弾んで色んなところに飛んでいく。
それをよその子が取ろうもんなら・・・

【コタロー使ってるねん】

意地でも取り戻そうとする。同じのソコに転がってるやん・・と思ってもソレはソレ
使ってたのはコレ・・

相手も返せと言われたら意地になり離さない・・

殴り合いになる直前で引き離し、お互いに言い聞かせ（言いくるめ）
撤収

でも、結局又同じ事を繰り返すんだなぁ・・・
そしてだいたい同じ子。

あのぉ、この子のおかあさぁん・・どこですか

いくら幼稚園の中、同年代ばかりだからといって野放しにはしないでください・・
万が一のケガってのもあるし

結局長々と待ち、いざ面接。

若い先生が２人。
１人は机の前に座り虎太朗と直接面談。もう１人の先生は
後で色々書き込みをされてました。

こんにちはと挨拶から始まり
名前と歳を聞かれる。

思ったよりハキハキ答えてるやん

名前と歳を答えただけで
【うわぁぁぁ凄いねぇ。上手に言えたね】
さすが・・幼稚園の先生。素晴らしい

その後カードに書いてあるものを答える。
イチゴ・ウサギ・・・など簡単な物なので全て答える。
すると

【虎太朗くん！凄いねぇ。全部わかるんだねぇ。すごいすごい】

鼻の穴がヒクヒクするくらい嬉しかったようです。

ソコまで我が子はやっぱり褒められない・・ってくらい素晴らしい褒めでした。
見習わねば・・と少し・・

チェックをしている先生の机の上にままごと用の食べ物が並べてあり
先【虎太朗くん好きなものお買い物してきて。】とかごを渡される。

その瞬間・・

キターーーーーーーー

虎【かかもきて・・・】

う〜ん・・２歩なんだけど・・

か【かか、ケーキ食べたいなぁ。】

虎【・・・・・・】

たったったったっ・・

ダッシュで取りダッシュで戻る。

虎【はいっ】
か【ア・・アリガト・・】

先【虎太朗くん先生リンゴ食べたいなぁ】
虎【（悩）・・・】

たったったったっ・・・

虎【はい・・・】かろうじて渡せた・・

そこでも先生は
【虎太朗くんありがとう♪うわぁおいしそう】

素晴らしすぎます・・先生・・

最後に先生と手を繋ぎ少し段になったところから飛び降り
先生と両手を繋ぎジャンプジャンプ♪

これで面接終了。

一安心でした

園長先生に会い挨拶し入園金を払いお土産（かばんの中に小さい本が入ってた）を貰い
制服の採寸をして終了。

家に帰ったら５時でした

いやぁ疲れたけど・・

やっと一つ終わった。これからもちょこちょこ行事のお誘いなどで
幼稚園に出向く事も増えるし少しづつ場所と先生に慣れてくれたらと思ってます。